石田衣良 文藝春秋
十三歳の少年が小学生の女子を絞殺した。
中学二年の兄は、何が弟を駆り立てたのか探り始める。
独りぼっちの"少年A"に迫る問題作。
13歳の弟は猟奇殺人犯!?14歳の「ぼく」の孤独な闘いが始まった。 今を生きる子どもたちの光と影をみずみずしく描く問題作。 麗らかな春の朝、緑豊かなニュータウンで九歳の女の子の遺体が発見された!現場に残された謎のサインは「夜の王子」。 嵐の夜、十三歳の少年の補導で事件は解決するが、関係者にとっての本当の苦しみはそのときから始まった。崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校。 「夜の王子」の真実と犯行の理由を求めて、十四歳の兄が、ひとりきりの困難な調査を開始した。
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